妊活をしようと思ったら、婦人科の受診は避けては通れません。
いくら妊活のためになることをしても、
体自体が赤ちゃんを授かる準備ができていなければ、妊娠はできません。
自覚がなくても、子宮筋腫や子宮内膜症などの病気を抱えている場合もあり、
それに気付かないでいると、妊娠を妨げる要因になりかねません。
また、赤ちゃんを授かっても、切迫早産などの心配が予想される場合もあります。
そのため、妊活を決めたら、まずは婦人科に出向きましょう。
婦人科は女性の体の専門科
婦人科に行こうと思っても、「恥ずかしい」「どんなことをするのか不安」など、
他の科と比べて少しハードルが高いと感じる女性は少なくないでしょう。
ですが、婦人科は女性の体の専門科ですので、
妊活をしているからという理由だけではなく、
30歳を過ぎたら年に一度は健康管理のために受診しましょう。
婦人科の初診で行う検査には、問診、内診、超音波検査、採血の4つがあります。
問診では医師にきちんと伝える

問診では、気になる症状や受診した理由などを医師に話し、
検査内容について説明を受けます。
検査内容は、受診の理由によって異なるため、
妊娠を希望する場合は、問診の際に医師にきちんと伝えましょう。
内診では体を楽に

内診は、医師が膣の中に器具を入れ、子宮や卵巣の状態を触診します。
内診の時、体に力が入っていると痛みを感じる人もいますが、
体を楽にしていれば問題なく受けることができます。
また、必要に応じて、検査のために膣内の細胞やおりものを採取する場合もあります。
超音波検査と血液検査

超音波検査は、モニターで子宮と卵巣の内部を確認することができるため、
病気の発見につながります。
血液検査では、ホルモンバランスやHIV、肝炎などを調べます。
また、妊活をしている人は、甲状腺異常や膠原病、リウマチなどの検査が加えられます。
最初は抵抗があるかもしれませんが、妊活には大切なことです。
自分の体のためにも赤ちゃんのためにも早目に受診しましょう。