妊活中は、なるべくコーヒーや紅茶などは控えるようにします。
カフェインには、交感神経を活発にする働きがあるので、
興奮状態になって眠れなくなったり、
筋肉が緊張している状態が長く続いたりします。
心身をリラックスさせる副交感神経の働きが弱くなってくると、
自律神経のバランスが乱れてきて、
ホルモン分泌が減少してしまう可能性もあります。
妊娠すると、カフェインを控えるように言われますが、
妊活中も、ノンカフェインの飲み物にしておくと安心です。
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ハーブティー

妊活中でも飲めるノンカフェイン飲料に、ハーブティーがあります。
材料には、薬効性の高いハーブを使用していて、
好みや効能に合わせてハーブを混ぜて作る妊活ハーブティーも最適な飲み物です。
ラズベリーリーフは、ホルモンバランスを整えるハーブティーで、
妊娠前や妊娠後期、授乳中に向いているハーブティーです。
ラズベリーリーフは、子宮の収縮を促し、出産を楽にする働きがあり、
妊娠初期に、飲むのは控えるようにします。
ローズヒップやネトルなどのハーブにも、ホルモンバランスを整えたり、
血行を促進する効果があり、ジンジャーをブレンドすれば体を温める効果も高まります。
ルイボスティー
ルイボスティーは、抗酸化作用があるので、活性酸素から細胞を守り、
卵子の質を高めていく効果が期待できるノンカフェイン飲料です。
ルイボスティーには、亜鉛やカリウム、マグネシウムなどのミネラル成分も
タップリ含まれているので、妊娠しやすい体づくりに役立ちます。
ルイボスティーの成分をより多く摂取したい時には、煮出すタイプを選びましょう。
たんぽぽ茶とほうじ茶
ハーブティのような味わいです。
根を焙煎したたんぽぽコーヒーは色が濃く、コーヒーのような風味になっているので、
妊活中にどうしてもコーヒーが飲みたくなった時にピッタリです。
たんぽぽは、漢方薬にも使われていて、エストロゲンの働きを活性化してくれることから、
不妊治療や母乳の出を良くするために利用されてきました。
ほうじ茶は、ノンカフェインではなく、少しカフェインが含まれていますが、
食事との相性も良く、ほっと一息つきたい時にちょうど良い飲み物です。
妊活中は、あまり神経質になり過ぎずに、ノンカフェイン飲料を上手に取り入れて、
穏やかに過ごすようにするとよいでしょう。