精子をブロックしてしまう!?子宮頚管因子の考えられる2大要因

 

妊活中の方なら一度は、子宮頚管因子という言葉を

気にしたことがあるのではないでしょうか。

 

子宮頚管を何らかの原因で精子が通過できないこと、これを「子宮頚管因子」と呼びます。

子宮頚管を精子が通過できなければ受精には至りませんから、

妊活のゴールを迎えることはできません。

 

この子宮頚管因子は大きくわけて2つあります。

 

子宮頚管粘液異常

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ひとつは、子宮頚管粘液異常。

排卵が近づくと、子宮は子宮頚管にアルカリ性の粘液を分泌するよう命令します。

 

この粘液は、精子が子宮に侵入するための手助けをしてくれます。

 

しかし、頚管粘液異常の状態では分泌量が少なくなってしまうので、
精子が子宮へと上っていくことが困難になります。

 

妊活をしていて、排卵日頃におりものが増えない、

粘りのあるおりものが出てこないな?と思ったら
頚管粘液異常を疑い、医師に相談されてみるのもいいかもしれません。

 

子宮頚管粘液は、エストロゲンの分泌と関連して増えますので、

ホルモン剤を用いて治療を行います。

 

また、細菌やクラミジアなどによって子宮頚管が炎症を起こしていても、

子宮頚管粘液は減ってしまいます。

こちらの場合は抗生物質を投与し、炎症を治して頚管粘液を増やすことを考えます。

 

抗精子抗体が存在してしまう

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もうひとつの子宮頚管因子は、粘液中に抗精子抗体が存在してしまうこと。

男性の精子と女性の頚管粘液の相性が悪く、抗体が精子を攻撃してしまうので
精子が子宮内に入り込めていない状態です。

 

頚管粘液にも精子の状態にも問題が見られないのに妊活が上手くいかない場合、
ヒューナーテストを行います。

ヒューナーテストでは、排卵日の付近で検査の当日か前日に性交を行い、

頚管粘液を採取し、精子の活動状況を調べます。

 

ヒューナーテストを何度受けても結果が思わしくない場合、

女性が抗精子抗体を持っている可能性があるとして、抗精子抗体検査を行います。

 

ちなみに、妊活を継続する上で最も負担となる費用ですが、
ヒューナーテストの費用は1回300円から400円程度というのが一般的です。

妊活初心者の方でも安心して何度もトライできます。

 

抗精子抗体がある場合には、体外受精での治療が一般的です。